有職雛の有職(ゆうそく)とは、公家の儀礼・祭礼・年中行事・官職・位階・殿舎・調度・服装・食事・遊宴などに関する方式。あるいはその知識、研究などを意味する言葉です。
中世初期以降、古代研究が盛んになるとともに学識豊かであるという意味の「有識」の「識(しき)」が「職(そく)」と表記されるようになりました。
〜誇るべき文化の継承〜「有職故実(ゆうそくこじつ)」とは、「有職(ゆうそく)」と「故実(こじつ)」という二つの言葉が組み合わされてできています。その意味を簡潔にいうと、宮中にまつわる伝統的な行事・儀式などに関する知識といったところでしょうか。
市川豊玉が心を込めて制作いたしました、伝統と格式の「有職雛」。是非ご高覧賜りますようお願い申し上げます。 |